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2013年 MotoGP 日本グランプリ その4

そもそも、MotoGP って何?

世界最高峰の2輪レースが「MotoGP」
排気量の違う三つのクラスで競う。

一般的には MotoGP (もとじぃーぴー)と呼ばれているが、
FIM ロードレーシング・ワールド・チャンピオンシップが正式名称。
日本では長年~世界グランプリ (WGP) 呼称で
親しまれてきたが、2002年にMotoGPクラスがスタートして、
MotoGP という呼び名が一般的になった。

MotoGP #46 ロッシ
↑MotoGP #46 バレンティーノ・ロッシ(イタリア)

MotoGP は、2輪ロードレースの最高峰レースであり、
排気量別に MotoGP、Moto2、Moto3 という
3クラスで構成されている。
現在はMoto3はMotoGPシリーズの中では
入門カテゴリー的な位置づけで、
そこで優秀な成績を収めると、
Moto2クラスにステップアップ、
さらにMoto2で成績を収めると、
最高峰クラスのMotoGPにステップアップするという
流れができている。

MotoGP クラスには、2輪メーカー直接運営する「ファクトリー」
ファクトリーマシンを貸与されて参戦する「サテライト」
オリジナルフレームに量産車ベースの改造エンジンを
搭載して戦う 「CRT」 の三つのチームが混在するので理解しよう。

MotoGP #4 ドビジオーゾ
↑MotoGP #4 アンデレア・ドビジオーゾ(イタリア)
ドゥカティチーム 「ファクトリー」

MotoGP #29 イアンノーネ
↑MotoGP #29 アンドレア・イアンノーネ(イタリア)
プラマック・レーシング/ ドゥカティ 「サテライト」

MotoGP #8 バンベラ
↑MotoGP #8 エクトル・バンベラ(スペイン)
アビンティア・ブルセンス  「CRT」

Moto2 #34 イツリオス
↑Moto2 #34 エスクィール・イツリオス(アルゼンチン)

Moto2はエンジンがワンメイクで
量産車のホンダCBR600RR ベースのエンジンが
主催者により供給され、チームが選んだ
オリジナルフレームに搭載するマシンで参戦する。

Moto3 #10 マスボー
↑Moto3 #10 アレックス・マスボー(フランス)

Moto3 のマシンは、4ストローク250ccエンジンの純レーサーで、
レース専用に開発されたもの。KTM とホンダのマシンが主力だ。


MotoGP クラスは選ばれた世界最高峰の
ライダーのみが参戦できるクラスだ。
各国の国内選手権を勝ち上がり、
グランプリの小、中排気量クラスの勝利を収め、
チャンピオンを獲得したライダーたちが
ステップアップしてしのぎを削っている。

MotoGP #41 アレックス
↑MotoGP #41 アレックス・エスパルガロ(スペイン)
パワーエレクトロニクス・アスパー(CRTクラス)

12年度から、MotoGP クラスとの混走クラスとして
実施されているCRT クラス。
MotoGP クラスの参加台数減少の歯止めをかけたい
主催者側= ドルナ(RORNA) が、
参加台数確保を目的に立ち上げたクラスだ。

ホンダ、ヤマハ、ドゥカティの3メーカーが作り出す、
通称「プロトタイプ」マシンと較べると、
市販車のエンジンをベースとするCRT では、
実力の差が出るのは仕方ない。

*14年度からはオープンクラスとして名称変更される。

ところが、開幕戦から Power Electronics Asper の
アレックス・エスパルガロは、予選、決勝共に、
ワークス、サテライトを含む「プロトタイプ」マシンを
凌駕する速さを見せつけ、実力を発揮した。

MotoGP #5 エドワーズ
↑#5 Colin EDWARDS / NGM Mobile Forward Racing
コーリン・エドワーズ (アメリカ)
来季は40歳になる長老戦士。
チーム・フォワードとの継続契約した。

MotoGP #6 ブラドル
↑#6 Stefan BRADL (ドイツ)
ステファン・ブラドル/LCR ホンダ MotoGP
13年はランキング7位で終えたブラドル、
14年度も同じ体制でMotoGPに挑む。

MotoGP #7 青山
↑#7 Hiroshi AOYAMA (日本)
青山博一(あおやま ひろし)アビンティア・ブルセンスから、
14年度はチーム・アスパーへ移籍が内定した。
マシンは来季からホンダが市販する RCV1000R だっ!

Web で拾い物
↑Moto GP マシン「 RCV 1000R」

マシン2台とスペアエンジンが2基、
シーズン中のメンテナンスを含め100万ユーロ
(約1億3000万円!!)
破格のプライスだそうです・・・
同じライダーが同じ条件で乗ったら、
ワークスマシンとベストタイムで0.3秒しか
違わないというハイパフォーマンスに大きな注目が集まる。

*2年間で170万ユーロ(約2億4000万円)との記載あり。


MotoGP #9 ベトルッチ
↑#9 Danilo PETRUCCI (イタリア)
ダニロ・ベトルッチ / CAME イオダ・レーシングプロジェクト
14年も継続参戦予定。

MotoGP #14 ランディ
↑#14 Randy DE PUNIET(フランス)
ランディ・ド・ピュニエ/ パワーエレクトロニクス・アスパー
来季はレース参戦の意向なし。
2015年モトGP復帰に向けてテストを行う
スズキで新マシン開発の仕事をする。

MotoGP #19 バウティスタ
↑#19 Alvaro BAUTISTA (スペイン)
アルバロ・バウティスタ / GO&FUN ホンダ・グレシーニ
13年はランキング6位で終え、14年も同じチームに所属。


MotoGP #23 スカッサ
↑#23 ルカ・スカッサ(イタリア)
#17 アレル・アブラハムの負傷欠場のより代役出場。

来季の #17 アブラハム は、ホンダ RCV1000Rで参戦する。

MotoGP #26 ペドロサ
↑#26 Dani PEDROSA (スペイン)
ダニ・ペドロサ / レプソル・ホンダチーム

もてぎのコース特性があまりにもブレーキの負担が大きく、
MotoGP マシンの強力なブレーキシステムでも
容量不足の状態になってしまうこと。
このため、安全を考慮して本来は最最直径320mmの
フロントディスクプレートを、特別規則として、
より大径の340mm径が使用できる。
ちなみに上位ライダーではペドロサだけが
通常の320mm径のフロントディスクを使用していた。

MotoGP #35 クラッチロー
↑#35 Cal CRUTCHLOW (イギリス)
カル・クラッチロー / モンスター・ヤマハテック3

13年度のランキング5位は素晴らしい成績です。
サテライトからファクトリー昇格をヤマハに打診したが、
14年もテック3の契約を提示されたので、
ヤマハからドゥカティ(ファクトリー)に決めた。


MotoGP #38 ブラットリースミス
↑#38 Bradley SMITH (イギリス)
ブラットリー・スミス / モンスター・ヤマハテック3

MotoGP デビューイヤーはランキング10位、
来季も同じチームで参戦する。

バレンシア GP 終了翌日から3日間、
MotoGP のオフィシャルテストが行われ
総合2位のタイムだった、来シーズンは期待大。

チームメイトはMoto2クラスで総合優勝を果たし、
MotoGPクラスに昇格したポル・エスパルガロを迎える。


Moto2 #40 ポル・エスパルガロ
↑#40 Pol ESPARGARO(スペイン)
ポル・エスパルガロ、
MotoGP #41アレックス・エスパルガロの弟です。


MotoGP #46 バレ
↑#46 Valentino ROSSI / YAMAHA FACTORY RACING
バレンティーノ・ロッシ / ヤマハ・ファクトリーレーシング

これまで、125cc クラスと 250cc クラスで各1回、
500cc クラスと MotoGP クラスで7度のチャンピオンを
獲得し、通算80勝を挙げているロッシは、
絶対王者として MotoGP 界に君臨している。
日本での人気も圧倒的だ。
13年は4位、来季もヤマハで走る。

MotoGP #50 カドリン
↑#50 Damian CUDLIN (オーストラリア)
ダミヤン・カドリン/ ポール・バード・モータースポーツ
#68 ヘルナンデスがプラマックレーシングに移籍したため、
カドリンが起用された。来季は未定。

MotoGP #52 ペセック
↑#52 Lukas PESEK (チェコ)
ルーカス・ペセック/ CAME イオダ・レーシングプロジェクト
14年シーズンは #59 ニッコロ・カネバと交代。


Moto2 #63 マイク(2012年)
↑#63 Mike Di MEGLIO (フランス)
青山が抜けたアビンティア・ブルセンスは、
Moto2 クラスからマイク・デ・ミオを起用。
*画像は12年に撮影 (Moto2)

MotoGP #67 ブライアン
↑#67 Bryan STARRING(オーストラリア)
ブライアン・スターリング / GO&FUN ホンダ・グレシーニ
13年 Moto2 で活躍した #45 スコット・レディングに交代。

Moto2 #45 レディング
↑#45 Scott REDDING (イギリス)
スコット・レディング/ マルクVDSレーシング(Moto2)
13年 Moto2 総合2位の成績を収めてMotoGP に昇格。
14年シーズンは、ホンダの市販レーサー
RCV1000R で参戦する。

MotoGP #68 ヘルナンデス
↑#68 Eonny HERNANDES (コロンビア)
ヨニー・ヘルナンデス / プラマックレーシング
アラゴンGP より、ベン・スピーズの代役として
イグナイト・プラマックレーシングに参戦、
14年も継続する。

MotoGP #69 ヘイデン
↑#69 Nicky HAYDEN (アメリカ)
ニッキー・ヘイデン / ドゥカティ・チーム
ドゥカティレッドのニッキーはこれが見納め。
5年継続したドゥカティと決別し
14年度は青山と同じアスパーへ移籍。
2013年のランキングは9位

MotoGP #70 ラバティ
↑#70 Michael LAVRTY (イギリス)
マイケル・ラバティ / ポール・バードモータースポーツ
来季も同じチームで継続参戦。


MotoGP #71 コルティ
↑#71 Claudio CORTI (イタリア)
クラウディオ・コルティ / NGM モバイル・フォワードレーシング
14年は #41 アレックス・エスパルガロに交代。

MotoGP #93 マルケス
↑#93 Marc MARQUEZ (スペイン)
マルク・マルケス / レプソル・ホンダトーム

最終決戦の舞台となったバレンシアサーキット、
ニューヒーロー誕生を一目見ようと10万人を超える
レースファンの人々が集まった。
逆転チャンピオンに闘志を燃やすロレンソと
4位入賞でタイトルに手が届くマルケス。
マルケスは厳しい戦いを挑んでくるロレンソとのバトルを回避、
着実に走って3位でフィニッシュ。
78年のケニー・ロバーツ以来、
35年ぶりのデビューシーズンのタイトル獲得という偉業を達成。
史上最年少記録を次々にブレイクする記録ラッシュの1年。
9回のポールポジション、6勝を含む16回の表彰台記録、
ファステストラップ11回という記録はチャンピオンにふさわしいものだ。

14年はチャンピオンナンバー1番は使わず
93番を継続使用する予定。

おじさん世代のヒーローはスペンサーだったけど、
MotoGP 世代のヒーローがロッシからマルケスへ
歴史的転換期を迎えた。


MotoGP #99 ロレンソ
↑#99 Jorge LORENZO (スペイン)
ホルヘ・ロレンソ / ヤマハ・ファクトリーレーシング

21世紀の天才マルケスに対抗するために、
ロレンソの強さも引き出され、より高いレベルでのバトルが
展開された1年だった。
来季も継続してヤマハのエースライダーとして参戦する。


画像は全て1200pix でアップしたので、
大きく見れます!大画面でお楽しみください。
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哲(てつ)

Author:哲(てつ)
趣味でヒコーキ撮影している、
哲(てつ)と申します。
乗り物系は何でも
興味がありますので、
色々なジャンルに挑戦して、
ブログで紹介したいと思ってます。

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